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474:名無しさん@おーぷん2015/02/21(土)14:22:01ID:ONg
文字通り「勘違い」な話なんだけれど、えらいややこしい体験をしたので投下。
もう数年前の話。私が四年制女子大の三年の秋、友達のA子他数名と共に女性教授のゼミに配属された。その教授がとにかく世話焼きで、教授主催の合コンが度々行われてた。
475:名無しさん@おーぷん2015/02/21(土)14:38:16ID:ONg
間違って途中で送ってしまった…

その教授主催の合コンに私や友子も誘われたので、「先生には従っとこうかな」位の軽い気持ちで参加した。
で、男5人女5人の合コンをしたんだけど、その中の一人が少し面倒な人だった。とりあえず靴男としておく
・いきなり靴を脱いで食べ物の上にかざして「この靴五万したんだ」とか自慢する
・他の男の人が私や他の女の子と話している時に割り込んできて「この服おしゃれだろ?彼が教えてくれた着こなし方でさ、シャツの上にセーターを着るんだ!中々センスあるだろ(よくある着こなしじゃねーか)」

といった具合。食べ物の上に雨降りの中歩いてきた靴をかざされた時点で場が白けてた。

ただ友子がとても空気の読める子で、その人のつまらない洋服の話題にも相槌打ったり、お酒が無くなったりしたら丁度いいタイミングで注文したりしてくれた。後で聞いたら先生の面子の為だと。

その友子の気遣いを靴男がどう勘違いしたのか、
靴男「ねえ、やっぱり君、僕のこと好きなんじゃない?」
私はこの時点ではい勘助キターー!と思って
「友子ちゃんは誰にでも優しいもんねー」
と適当に誤魔化してた。

476:名無しさん@おーぷん2015/02/21(土)15:57:15ID:ONg
そしたら靴男がいきなりブルブルふるえ出す。
靴男「誰にも?誰にも優しいの…?僕だけじゃなかったんだ…あんなに、あんなに話したのに…」

ここで流石に茶々入れて済む相手じゃ無かったと後悔。慌てて他の女の子が
「友子ちゃんは洋服作りが趣味だから、ね」
「そうそう、たまたま話が聞けたから聞いたんだよねー!」
とフォローにもならないフォロー。
男性側も
「お前ちょっとおかしいぞ」
「お前のつまらん服の話聞いて貰ったからってそりゃないだろ」
と止めに入る。そうしたら靴男がダン!と立ち上がり
靴男「僕とりおんは違うんだ!」
と叫びだした。
りおん?りおんって誰?と私含め女性陣皆ぽかーん。
が、男性陣は思い当たる所があったらしく、
「お前、この子は違うって!」
「友子さんはどう見ても普通の女の子だろ」
と大慌てで諫め始めた。
とりあえずどういう事なのか、男性陣のひとりに話を聞いてみると、



・靴男はりおんというキャバ嬢に貢いで捨てられ、五百万の借金を負った
・ふられた為に、焼身自サツしようと下宿先に放火したが失敗。更に1000万の借金まで背負うことになった。
・たまたま友人が教授に合コンの誘いを受けたので、普通の子と話させてやりたいと思い靴男も参加させた
・そしたらどういう訳か友子をりおんと勘違いしてしまった。自分もりおんという子を知ってるが友子には似てない、別人だ

と、そこまで話してくれたところで
靴男「この子はりおんだよ!僕が愛したりおんだよ!」
とまた叫ぶ。友子が完全に怯えて泣き出すと
靴男「りおん。僕は責めてないよ。愛してる」
と抱きしめようとするので全員で取り押さえた。もう我慢できなくなって、
私「ならその、りおんちゃんとかいう女の子の写真を見せて下さいよ!友子がりおんちゃんかどうか確認します!というか友子は普通にバイトしてるからあり得ませんけれど!」
と叫ぶと、靴男がどや顔で写メを見せてきた。

全員で覗き込んで、ハア?と素で声が出た。
…どう見ても別人。
友子は宮崎あおい系の清楚な人。りおんは土屋アンナ系の姉御っぽい感じの人だった。メイクを差し引いても、輪郭や口元といった誤魔化しきれない部分が全く違う。
「別人じゃないですか」というと
靴男「そうだろ!?メイクを落とすと別人とはよく言うけど、メイクしてなくても綺麗だ…」
と引かない。
とうとう友子もブチギレ。

友子「いい加減やめて!私、りおんなんて子じゃありません!気持ち悪い!」
靴男「そこまで言うなら証拠を見せてやる!君は○○町×丁目の△△ハイツに住んでる。僕はつきとめたんだ。違うか?」
友子「違います!」
私「というかさっき自己紹介で##町住ですって友子言いましたよね」
靴男「ああ、住所変えたんだね?外れて安心した?まだあるぞ。誕生日は5月10日だろう」
友子「学生証見せましょうか。私3月5日ですよ」
靴男「ああ、キャバ○ラのバースデーイベントのために嘘の誕生日を設定するのは良くある話だもんねwでも5は合ってるね。それに、今日履いてきたヒール、それは僕がプレゼントしたルブタンの靴だよ。うっかりだったねえ、りおん。学生がルブタンなんて履けないよね」
友子「は?これ、地下街で3500円で買ったやつなんですけど」
靴男「いや!それはルブタンだよ。本当に違うなら脱いで見せてみろよ」

477:名無しさん@おーぷん2015/02/21(土)16:12:52ID:ONg
多分靴男的にはここで友子が焦るシナリオだったと思う。でも友子はあっさり脱いで確認させた。
靴の裏にはようわからんブランド名。明らかに安物。
靴男は一瞬呆然としてたけど、
「友子が何者でも関係ない!僕がりおんだと言ったらりおんなんだ!」と更に怒鳴る。男性陣が
「いい加減にしろ!」
「謝れ!」
と叱っても
「僕に愛されることの何が不満なんだよ!愛してあげると言ってるじゃないか!」
と泣き出す始末。そりゃキャバ狂いの借金持ちには愛されたくないだろうよ。しかも人違い。
それから教授がカップル成立したかとワクワク顔で見に来たので事のあらましを説明。教え子にとんでもないのを紹介してしまったと教授落胆。男性陣平謝りで、全額奢ってくれた。
それ以降誰とも連絡取ってないけれど、教授のもとに靴男が自サツしましたと一報があったと聞いた。
教授がご丁寧に遺書の内容も教えてくれたけど、
「友達のお陰でりおんに会えて嬉しかったです」
「いやがってるように振る舞っていましたが、彼女の目は悦んでいました。
ですが卑怯な女たちからりおんを守ってやれませんでした。
りおんの本名は友子というのですね。りおんでなく友子として、もっと愛してあげたかった(原文ママ)」

といった勘助ワールド全開の遺書だったらしい。文字通り勘違いした挙げ句に勘助でもあったわけで、本当にゾーーッと来る人だった。
友子になにもなかったのが救いか。
引用元:http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1395360915/

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