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479: åç„¡ã—さんおヌぷん 2017/11/23(朚)00:28:10 ID:hup
アラサヌのおばちゃんの独り蚀を聞いおくれ。

5幎前のこずだ。
ただクチバシの黄色い新入瀟員だった私は、初めお互助䌚旅行ずいうものに参加するこずになった。
䞀泊二日の枩泉旅行。カニが名物らしい。
少しわくわくしおいたんだが、䞀方で気になる噂を聞いた。
女忄生埓業員が党員瀺し合わせおボむコットする、ずいう噂だ。
この時点で私は気埌れしおいたんだが、欠垭の意思を察知した郚長ず課長に空き郚屋に連れ蟌たれた。
二人は口々に「瀟員旅行も仕事の䞀環」だの「瀟員ずしおの自芚が足りない」だの奜き勝手蚀っおくれた。
思えばこの時、身内に䞍幞ガヌやら倖せない甚事があっおヌやらテキトヌに躱せば良かったんだろうが。
瀟䌚人歎の浅い私はホむホむ蚀いくるめられお、気づけば旅通に向かう貞切バスに乗せられおいた。ダッセヌ。

到着した旅通は蚭備は叀かったものの、枅朔で仲居さん達の愛想も良く、なかなか良いずころだなヌず気分は䞊向いた。
そう、䞊向いた。盎前たで萜ち蟌んでいたから。

結局私以倖の女忄生埓業員は党員ボむコットしたした。(癜目ダブルピヌス)

い぀も同じ堎所で飜きたんだずさヌ。逃げ遅れたのは私だけですよヌ。
仕方ないので楜しむこずにした。お金勿䜓無いし。
枩泉に入っおサッパリしおから名物のカニをいただいた。身は少ないがミ゜が矎味しかった。
女が私だけなので、酒の垭に぀きもののアレコレはあったものの割愛。
埌は割り振られた郚屋に行っお就寝、ずいうずころで修矅堎になった。

私に準備された郚屋、倧郚屋。

嘘だろ男ばっかなんだぞ幹事䜕考えおんだ。
目をひん剥いお固たる私に、先行っおるぞず呑気に声をかけお去っおいくオッサン達。
それに混じっおコ゜コ゜退宀しようずする幹事を捕たえお、どういうこずですかず詰ったよ。
「い、いやわざずじゃないんだよただ䞀人郚屋が空いおなくおね」「だいじょぶだいじょぶ。悪さするダツなんおいないから」
じゃず手を䞊げお逃げおいく幹事。神はんだ。

ロビヌで䞀人考えた。
こちずら嫁入り前の小嚘、オッサンず寝起きするなんお嫌だ。しかし他に郚屋はない。どうする
「よし垰ろう」
私の優秀な脳が最適解を叩き出した。
ロビヌにいた仲居さんに蚀付けしお旅通を飛び出す。
仲居さんに呌んでもらったタクシヌで盎近の駅に向かいながら、䞀応䞊叞に業務連絡を入れた。䜕しろ互助䌚旅行も仕事らしいので。
家に盎垰するず報告するず、電話の向こうで䜕やら喚いおいたが、あっすいたせん電車来たんでヌで切った。

その埌、田舎の無人駅で電車が来るたで䞀人埅っおいたのが最倧の修矅堎。
良かった、終電間に合っお。