猫
義兄嫁「猫のおしっこが急に臭くなった。もう限界。手放したい」私「うちで引き取るよ」→義兄嫁「●●のうんちが急に臭くなった。手放したい(チラッチラッ)」私「!?」
うちの義兄嫁(義実家同居)のことなんだけど、去年のGWに会ったときに猫を飼い始めたとかで、3か月くらいの子猫を見せてもらった
義兄の上司の家で生まれた猫だとかで、里親を探してるという話を聞いて、義兄嫁が強く勧めて引き取ったとか
そのおかげで義兄の仕事がうまく行くようになったらしくて「私ってば良妻」みたいなこと言ってドヤ顔してた
それから2か月ほどたって義兄嫁の妊娠がわかり、それと同時期に、いきなり猫のおしっこが強烈にくさくなったらしい
つわりもあったのだろうけど、昔からくさいのがダメな体質?らしくて、生ごみもろくに触れないという義兄嫁なので、お盆に会ったときに「もう限界。猫を手放したい」と言い出した
もう生後半年くらいになるから里親探しも難しいし保健所に連れて行くと言うので、義両親に頼まれて我が家で猫を引き取ることにした
義両親がこっそりいくらか包んでくれたので、我が家の猫用品をそろえるのにありがたく使わせていただいた
それを聞いたらしい義兄嫁がいきなり我が家にやってきて「これ支度金ね」とポチ袋に500円玉を入れてきたのが意味不明すぎて笑えた
実際のところは、成熟の早い猫で生後半年ほどでマーキングを始めたためににおいがきつくなったらしく、生後1年になるのを待って去勢したらあまりにおわなくなった
それまでは割と大変だったけど落ち着いたからよかったね、という話をしたのが今年の正月のこと
「においがなくなったなら返してほしい。そもそもうちの子じゃん」と義兄嫁が言い出して唖然
当然断ったら、子供が生まれたらよき友に~とか騒がれて鬱陶しかったけど、大人しい質の義両親と義兄が「いい加減にしなさい」と叱ってくれた
舅の介護問題で同居してもらってたからそれまでは強く言えなかったらしいが、さすがに目に余ったようだ
その怒りの矛先がこちらに向いたり義兄や義両親に向いたりと忙しかったが、子供が生まれてからはそちらにかかりきりになったようで静かになった
義兄の上司の家で生まれた猫だとかで、里親を探してるという話を聞いて、義兄嫁が強く勧めて引き取ったとか
そのおかげで義兄の仕事がうまく行くようになったらしくて「私ってば良妻」みたいなこと言ってドヤ顔してた
それから2か月ほどたって義兄嫁の妊娠がわかり、それと同時期に、いきなり猫のおしっこが強烈にくさくなったらしい
つわりもあったのだろうけど、昔からくさいのがダメな体質?らしくて、生ごみもろくに触れないという義兄嫁なので、お盆に会ったときに「もう限界。猫を手放したい」と言い出した
もう生後半年くらいになるから里親探しも難しいし保健所に連れて行くと言うので、義両親に頼まれて我が家で猫を引き取ることにした
義両親がこっそりいくらか包んでくれたので、我が家の猫用品をそろえるのにありがたく使わせていただいた
それを聞いたらしい義兄嫁がいきなり我が家にやってきて「これ支度金ね」とポチ袋に500円玉を入れてきたのが意味不明すぎて笑えた
実際のところは、成熟の早い猫で生後半年ほどでマーキングを始めたためににおいがきつくなったらしく、生後1年になるのを待って去勢したらあまりにおわなくなった
それまでは割と大変だったけど落ち着いたからよかったね、という話をしたのが今年の正月のこと
「においがなくなったなら返してほしい。そもそもうちの子じゃん」と義兄嫁が言い出して唖然
当然断ったら、子供が生まれたらよき友に~とか騒がれて鬱陶しかったけど、大人しい質の義両親と義兄が「いい加減にしなさい」と叱ってくれた
舅の介護問題で同居してもらってたからそれまでは強く言えなかったらしいが、さすがに目に余ったようだ
その怒りの矛先がこちらに向いたり義兄や義両親に向いたりと忙しかったが、子供が生まれてからはそちらにかかりきりになったようで静かになった
若い男「コンタクトを落とした。一緒に探して。今何も見えないんだ」私「私のことも見なかったことにしてください!」男「えっ…」→数週間後の新聞を見て私は衝撃を受けた
長文失礼します。
自分が小さい頃なので、もう20年近く昔の話。
その日は、子猫を拾って飼うことに許可を得た次の日で、早く子猫の待つ家に帰りたくて学校からの帰り道をダッシュしてた。
公園に差し掛かったとき、20代前半くらいの男が公園から出てきて、ダッシュ中の私に話しかけてきた。
男曰く
「コンタクトを落としてしまって困っている、いっしょに探してくれないか」
と。
しかし私はさっさと子猫のもとに帰りたい、ついでに言うと公園から出てきたのに公園横の道路を指差してこの辺に落としたと言い張っててなんか怪しい。
「すごく急いでるんです!」
と答えて去ろうとすると
「いやでも今ほとんど見えてないんだけど」
と焦った様子で畳み掛けてきた。
見えてない?!これはチャンス!と思った私は
「じゃあ私のことも見てなかったことにして下さい!」
と叫んで走り去った。
男はなんか
「えっ…」
って言ってたけど構わずダッシュで帰宅。
ひとしきり子猫と遊んだ後、母にそう言えばこんなことがあったと報告。
母は
「変な人もいるわねえ」
と流してしまった…多分時代もあるんだと思うけど。
数週間後、母に
「これって!あんた!」
と言われて覗き込んだ新聞記事には
実家の車の下で猫がタヒんでた。板や棒で祭壇を作って線香立てたり供え物したり、小さい葬儀状態になってる所に保健所の人が到着。→保健所の人の雑さに俺達はポカーンとした・・・。
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- 🐈衝撃体験🐈
昔実家の車の下で猫がタヒんでて(轢いたんじゃねーぞ!てか無傷。年?)、保健所に連絡したら「取りに行きますので袋に入れといて下さい」とか言われ、
しゃーなしに入れる袋を探したら埋葬に良さそうな真っ白で丈夫めのスーパー風手提げ袋が出てきたからそれに入れた
しかし夏の日、動かしたらめっちゃ臭かった!なんつーかもう汗と生ゴミとを織り交ぜて更に強化した様な臭い!
辛かったなあ…でも猫の為だ!見ず知らずの猫だけど、気持ち悪がらずちゃんとしてやらねば!
そんな風に頑張って袋に入れて綺麗に袋を結んで駐車場横の花壇の花も供えてまんまんちゃんした
近所の子も来て板や棒やレンガで祭壇作って線香立てたり供え物したりと小さい葬儀状態になってる所に保健所の人がトラックで来た
しゃーなしに入れる袋を探したら埋葬に良さそうな真っ白で丈夫めのスーパー風手提げ袋が出てきたからそれに入れた
しかし夏の日、動かしたらめっちゃ臭かった!なんつーかもう汗と生ゴミとを織り交ぜて更に強化した様な臭い!
辛かったなあ…でも猫の為だ!見ず知らずの猫だけど、気持ち悪がらずちゃんとしてやらねば!
そんな風に頑張って袋に入れて綺麗に袋を結んで駐車場横の花壇の花も供えてまんまんちゃんした
近所の子も来て板や棒やレンガで祭壇作って線香立てたり供え物したりと小さい葬儀状態になってる所に保健所の人がトラックで来た
亡くなった祖父の遺言状を開封したら、飼っていた猫のことばかりが20枚に渡って綴られていた。あまりの長さに途中で帰る親族が続出したが、最後まで読んでみると!!!
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脱走した猫を隣人宅の温室近くで捕獲。温室では、花も実もない謎の植物が工場のように大量に育てられていた。→隣人いわく熱帯植物のはずなのだが、パトカーが何台も来る騒ぎに!
表通り沿いは商業地区で、3~4階建のビルが立ち並んでいる。
その裏は住宅地区で、平屋や2階屋が並ぶ住宅街だ。
うちと隣人は表通り沿いの商業地区の住人。
両方とも4階建てのビルに住んでいる。
うちの近所では、ビルの屋上を庭代わりにする場合も多い。
うちもバラ園や物干し場を設置している。
隣人も温室を設置して植物を育てていた。
寒冷紗が掛かっており中身はよく見えないが、隣人に中身を聞いたときは、熱帯植物を育てていると話していた。
表通りは搭屋が視界を遮り、裏通りは住宅街が視界を遮り、屋上庭園は外からよく見えない。
住人的には秘密の花園といった雰囲気だ。
隣人は30代くらいの男性。
お互い詳しくは知らないが、会えば挨拶程度はする間柄だ。
家族らしき人は見たことないので、一人暮らしにみえた。
普段のラフな格好から察するに、勤め人風でもない。
やたらと客人が多い人で、夜間に人の出入りが結構あった。
2F以上には事務所や店舗がなさそうだったが、単に交友関係が広いのだろうと思っていた。
夜になると音楽や笑い声が微かに聞こえていたからね。
実家で暮らしていた頃、友人と二人でドライブ旅行に出掛けた。休憩を挟みながら片道6時間ぐらいかけて旅館についてカバンを開けたら、中からとんでもない物体が飛び出してきた!
実家で暮らしていた頃、友人と二人でドライブ旅行に出掛けた。
途中に食事休憩や景色の良いところで休憩したので、実質片道6時間くらい。
旅館に着いてカバンを開けたら、うちの猫が飛び出してきた。
友人も私も絶叫。腰が抜けるかと思った。
仲居さんが駆けつけてくれて、シャーシャー言う猫を網で捕まえてくれた。
カバンの中はゲロだらけ。
帰りのお土産分大きめのカバンで行ったんだけど、いつの間にか潜り込んでいたらしい。
カバンをトランクに入れる時も、旅館の部屋に運ぶ時も全然気が付かなかった。
家に電話したら、完全家猫の愛猫の姿が見えず両親パニック中だった。
真夏では無いとはいえ、5月初旬の九州で6時間トランクはきついよ。
旅館の人が獣医さんを紹介してくれて、すぐに連れて行ったが異常なし。
猫は狂ったように水を飲んで、あとは恐ろしい程動かなくなった。
一応1日入院させて、帰りに迎えに行った。
出先で高額の出費になるわ、心配でせっかくの食事も咽を通らないわ
旅行中なのに、そんな状態で友人に申し訳ないわで、散々だった。
その友人宅で産まれたのを、貰い受けた猫だったんだけど、また
「大事なお嬢さんをとんだ目に遭わせて」
って感じで更に申し訳なかった。
自分のカバンを開けたら、何か毛の塊が飛び出してきて
ちゃぶ台の下に潜り込んでシャーシャー言うって、今までの人生で一番の衝撃だった。
口から心臓が飛び出してブラジル廻って帰ってきた!!って感じ。
トメは義実家age、私の実家sageの為に「我が家は先祖代々武士で、前世は神!」と訳の分からない事を言う…←おもいきって仕返しをした結果www
一昨日やったDQN返し
我が家は代々武士だの前世は神所謂GODの使いと訳わからんこと行って義実家age私実家sageしてくるトメ
テンプレいびりは一通りやっていて、旦那が〆るも効果なし
ただ、ウトは超が付く良ウト
旦那も私もウトが大好きで、ウトに会いに月に数回義実家に旦那と一緒に行っている
トメにやられっぱなしは嫌なので、何か仕返しできないものかと悩んでいた
ある日、義実家に行って帰る時、義実家の表札が外れて地面に落ちていた
これだ!と思って表札を家に持ち帰って作業開始
うちの義実家の苗字には「神」というもじがある
表札は黒い背景に白色で名前がプリントされているようなもの
私は趣味で戦艦、戦車、戦闘機のプラモデルをよく作って、家の色々な所に飾っている
その技術を駆使して、マスキングテープとエアーブラシを使って、「神」を「ネコ」に変えてやった
トメは猫が大嫌いなので効果的だろうな
会心の出来で旦那に見せると飲んでたお茶鼻から吹き出して大爆笑
よっしゃ!俺がつけてくる!と言って、夜10時なのに車で義実家に行った
そしてさっきトメから家の表札がー!あんたがやったんでしょー!と藤子TEL不二雄
しりませーんとガチャ切りしといた
小さいDQN返しだけど、なんかすっきりした
次義実家に行ったら、トメのみ絶縁予定
ウトもこれに了承してくれているから、思いっきり罵倒ってやる
我が家は代々武士だの前世は神所謂GODの使いと訳わからんこと行って義実家age私実家sageしてくるトメ
テンプレいびりは一通りやっていて、旦那が〆るも効果なし
ただ、ウトは超が付く良ウト
旦那も私もウトが大好きで、ウトに会いに月に数回義実家に旦那と一緒に行っている
トメにやられっぱなしは嫌なので、何か仕返しできないものかと悩んでいた
ある日、義実家に行って帰る時、義実家の表札が外れて地面に落ちていた
これだ!と思って表札を家に持ち帰って作業開始
うちの義実家の苗字には「神」というもじがある
表札は黒い背景に白色で名前がプリントされているようなもの
私は趣味で戦艦、戦車、戦闘機のプラモデルをよく作って、家の色々な所に飾っている
その技術を駆使して、マスキングテープとエアーブラシを使って、「神」を「ネコ」に変えてやった
トメは猫が大嫌いなので効果的だろうな
会心の出来で旦那に見せると飲んでたお茶鼻から吹き出して大爆笑
よっしゃ!俺がつけてくる!と言って、夜10時なのに車で義実家に行った
そしてさっきトメから家の表札がー!あんたがやったんでしょー!と藤子TEL不二雄
しりませーんとガチャ切りしといた
小さいDQN返しだけど、なんかすっきりした
次義実家に行ったら、トメのみ絶縁予定
ウトもこれに了承してくれているから、思いっきり罵倒ってやる
【超乙!】夫『猫を轢いてしまった、俺の責任だから連れて帰った』私『娘二人はアレルギーと喘息を抱えている』夫『だったら次女を隔離すればいいだろう!』→その結果・・・
次スレを先にのぞいたらこっちを先に終わらせろと書いてあったのでこっちに来ました。
元夫が逮捕されました。今留置所にいます。長いうえにたいした修羅場じゃないかもですが、よかったらお付き合いください。
五年前に私は十年の結婚生活にピリオドを打った。離婚の理由は、私が元夫の猫を私姉宅に里子に出したから。
この猫は、元夫が車で轢いてしまった猫だった。動物病院に連れて行ったもののそのせいで前足はびっこ、後足は片方が動かず、元夫は轢いた責任で家に連れ帰ってきた。
ここだけを聞けば立派だと思う。
ただし私たちの娘(二人)はどちらも動物アレルギーを持っていた。さらに下の子は小児喘息を抱えていたから、猫と一緒に暮らすことは初めから無理があった。
連れて来た時、そう言った私に元夫が言った言葉。
「だったら○(次女)を隔離すればいいだろう!!」
猫を隔離するのではなく、娘の方を隔離するとほざいた。この家は元々造園業を営んでいた夫祖父母から受け継いだもので、家のそばに物置があった。そこに娘を隔離させると。当時、次女は四歳。
私の反対を押し切り、元夫は猫を連れ帰ってきた。本人は溺愛しているつもりだったが、猫の世話の七割は私が、三割は長女がしていた。とうの元夫は口ばかりで何ひとつ世話をしなかった。
夫は「轢いてしまった猫を、立派に飼っている素晴らしい自分」に酔っていた。家は猫中心の生活になった。
娘たちの体調を考慮し、猫には二階の限られたスペースで暮らしてもらうつもりだった。足が不自由な子だから階段を自分で降りてくることはできないので、階段の手前に転落防止の柵を取り付けることで隔離しようとした。
夫、激怒。「こいつはもう家族なんだ!!厄介者のように扱うな!!」だって。
咳き込む娘たちに「わざとらしく咳をするな」だの、「あてつけのつもりか」と暴言を吐くように。
それでも一年弱、猫を飼い続けたのはとうの娘たちの希望だった。元々、体質的に飼えないから諦めていただけで、娘たちは大の動物好き。足が不自由で介助してあげないとトイレにも困る猫の世話を長女はいつもマスクをしてやっていた。
それが渋々とかではなくて、本当に好きでやっているのがわかる嬉しそうな顔をしていた。
あの顔を見てしまったら、「諦めなさい」とは言えなかった。
でも、本当は心を鬼にしてでも言うべきだった。思い返すたびにできるものなら当時の自分を張り飛ばしに行きたい。
最初に触れたけど、次女には小児喘息がある。
ある日、肺炎を併発した。アレルギーの咳と小児喘息が最悪の形で次女に訪れていた。
病室で呼吸困難を起こす娘の姿を見て、私は猫を里子に出す決心をようやくした。
それが私姉だったのは、姉一家(夫実家住み)は猫好きで姉夫家族は以前にも体が不自由な猫を飼ったことがあったから。里親を持ちかける前から度々うちで引き取るよと言ってくれていたので、甘えさせてもらった。
七歳の長女と五歳になっていた次女は嫌がったけれど、何度も根気強く説明した結果、里子に出すことを承知した。
これに納得しなかったのが夫だった。
娘たち泣く泣く諦めたのに、姉宅に押しかけて連れ帰ってくると、また次女を隔離すると言い出した。
当時、次女はまだ入院していた。聞き分けのない父親を七歳の長女が「パパ、しょうがないよ」って諭しているのに、聞き分けず長女を「無責任だ」と張り飛ばした。
このとき私のなかで離婚が確定になった。その場で離婚を突き付けた。
元夫は自分の考えがすべて正しいと思い込む傾向が多々あった。このときも元夫は猫が可愛いからではなく、「立派な自分」に陶酔しているだけだった。
出て行くのならひとりで出て行けと元夫は言い、口論に発展。
つかみ合いになって私が元夫を投げ飛ばした。(柔道歴十三年)
その足で娘を連れて近県で暮らす兄宅に押し掛けた。
(脳震盪起こした元夫は、姉夫に依頼して様子を見に行ってもらった)
事情を説明すると、兄よりも兄嫁のほうが親身になってくれて、当分の間置いてもらえることになった。離婚問題に強い弁護士も兄嫁に紹介してもらった。
そこからはトントン拍子に進んだ。
元夫は離婚にごねたものの、最終的に慰謝料養育費なしで合意。
離婚後は遠方の私地元に引っ越し、しばらくは平穏に暮らしていたものの……。
どこかからか私が再婚したと聞きつけたらしくゲリラ訪問してきたorz
元夫が逮捕されました。今留置所にいます。長いうえにたいした修羅場じゃないかもですが、よかったらお付き合いください。
五年前に私は十年の結婚生活にピリオドを打った。離婚の理由は、私が元夫の猫を私姉宅に里子に出したから。
この猫は、元夫が車で轢いてしまった猫だった。動物病院に連れて行ったもののそのせいで前足はびっこ、後足は片方が動かず、元夫は轢いた責任で家に連れ帰ってきた。
ここだけを聞けば立派だと思う。
ただし私たちの娘(二人)はどちらも動物アレルギーを持っていた。さらに下の子は小児喘息を抱えていたから、猫と一緒に暮らすことは初めから無理があった。
連れて来た時、そう言った私に元夫が言った言葉。
「だったら○(次女)を隔離すればいいだろう!!」
猫を隔離するのではなく、娘の方を隔離するとほざいた。この家は元々造園業を営んでいた夫祖父母から受け継いだもので、家のそばに物置があった。そこに娘を隔離させると。当時、次女は四歳。
私の反対を押し切り、元夫は猫を連れ帰ってきた。本人は溺愛しているつもりだったが、猫の世話の七割は私が、三割は長女がしていた。とうの元夫は口ばかりで何ひとつ世話をしなかった。
夫は「轢いてしまった猫を、立派に飼っている素晴らしい自分」に酔っていた。家は猫中心の生活になった。
娘たちの体調を考慮し、猫には二階の限られたスペースで暮らしてもらうつもりだった。足が不自由な子だから階段を自分で降りてくることはできないので、階段の手前に転落防止の柵を取り付けることで隔離しようとした。
夫、激怒。「こいつはもう家族なんだ!!厄介者のように扱うな!!」だって。
咳き込む娘たちに「わざとらしく咳をするな」だの、「あてつけのつもりか」と暴言を吐くように。
それでも一年弱、猫を飼い続けたのはとうの娘たちの希望だった。元々、体質的に飼えないから諦めていただけで、娘たちは大の動物好き。足が不自由で介助してあげないとトイレにも困る猫の世話を長女はいつもマスクをしてやっていた。
それが渋々とかではなくて、本当に好きでやっているのがわかる嬉しそうな顔をしていた。
あの顔を見てしまったら、「諦めなさい」とは言えなかった。
でも、本当は心を鬼にしてでも言うべきだった。思い返すたびにできるものなら当時の自分を張り飛ばしに行きたい。
最初に触れたけど、次女には小児喘息がある。
ある日、肺炎を併発した。アレルギーの咳と小児喘息が最悪の形で次女に訪れていた。
病室で呼吸困難を起こす娘の姿を見て、私は猫を里子に出す決心をようやくした。
それが私姉だったのは、姉一家(夫実家住み)は猫好きで姉夫家族は以前にも体が不自由な猫を飼ったことがあったから。里親を持ちかける前から度々うちで引き取るよと言ってくれていたので、甘えさせてもらった。
七歳の長女と五歳になっていた次女は嫌がったけれど、何度も根気強く説明した結果、里子に出すことを承知した。
これに納得しなかったのが夫だった。
娘たち泣く泣く諦めたのに、姉宅に押しかけて連れ帰ってくると、また次女を隔離すると言い出した。
当時、次女はまだ入院していた。聞き分けのない父親を七歳の長女が「パパ、しょうがないよ」って諭しているのに、聞き分けず長女を「無責任だ」と張り飛ばした。
このとき私のなかで離婚が確定になった。その場で離婚を突き付けた。
元夫は自分の考えがすべて正しいと思い込む傾向が多々あった。このときも元夫は猫が可愛いからではなく、「立派な自分」に陶酔しているだけだった。
出て行くのならひとりで出て行けと元夫は言い、口論に発展。
つかみ合いになって私が元夫を投げ飛ばした。(柔道歴十三年)
その足で娘を連れて近県で暮らす兄宅に押し掛けた。
(脳震盪起こした元夫は、姉夫に依頼して様子を見に行ってもらった)
事情を説明すると、兄よりも兄嫁のほうが親身になってくれて、当分の間置いてもらえることになった。離婚問題に強い弁護士も兄嫁に紹介してもらった。
そこからはトントン拍子に進んだ。
元夫は離婚にごねたものの、最終的に慰謝料養育費なしで合意。
離婚後は遠方の私地元に引っ越し、しばらくは平穏に暮らしていたものの……。
どこかからか私が再婚したと聞きつけたらしくゲリラ訪問してきたorz